指揮:久石譲
管弦楽:Future Orchestra Classics
コンサートマスター:近藤薫
レポ・スメラ:交響曲第2番
久石譲:I Want to Talk to You
~for string quartet, percussion and strings~
ブラームス:交響曲第2番 ニ長調 Op. 73
※曲目・曲順は変更になる可能性がありますのでご了承ください。
東京:全席指定 6,900円(税込)
長野:全席指定 前売り6,600円(税込)/当日6,930円(税込)
※未就学児入場不可
4月24日(土)10:00~
4月28日(水)10:00~
企画:ワンダーシティ
主催:【東京公演】日本テレビ/読売新聞社/イープラス/ローソンチケット/第一通信社
【長野公演】長野放送 長野市芸術館開館5周年記念事業
共催:一般財団法人長野市文化芸術振興財団
制作:プロマックス
協賛:株式会社イオス コーポレーション
運営:東京/長野 サンライズプロモーション東京
近年は指揮者としての活動にも積極的な久石譲が、作曲家の視点でクラシック曲の新たな魅力を引き出すシリーズ、それが「JOE HISAISHI FUTURE ORCHESTRA CLASSICS」です。長野市芸術館で2016年から3年にわたり芸術監督を務め、日本の若手トッププレーヤーによる「ナガノ・チェンバー・オーケストラ」を結成した久石譲は”ベートーヴェンはロックだ!”のコンセプトのもと、ベートーヴェンの全交響曲を3年かけて指揮。かつてない現代的なアプローチで聴衆を熱狂させました。また、演奏をまとめたCD全集「ベートーヴェン:交響曲全集」も高い評価を受けています。「僕は作曲家として活動しながら、ある時期からオーケストラの指揮もするようになりました。そこでひとつの形に残したいと考えたのが、一人の作曲家の生涯の作品を通して、その作曲家が何を表現したかったのかを追求することでした」と語る通り、作曲家ならではの視点で分析したベートーヴェンは、推進力と活力に溢れたものになりました。
こうした活動を通して新しく生まれたのが本シリーズです。「ナガノ・チェンバー・オーケストラ」をベースに「Future Orchestra Classics」を新たに結成し、2019年7月に「Vol.1」を開催。久石譲ならではのアグレッシブな解釈でベートーヴェンの交響曲5番と7番を披露し、クラシックファンから若い聴衆まで熱い支持を得ました。2020年2月の「Vol.2」からはブラームスの交響曲シリーズに取り組み、さらに期待が高まっています。
※Vol.2の無料配信※
2020年2月に開催したVol.2の様子を、YouTubeで全曲無料配信中です。
配信はこちらからご覧ください。
国立音楽大学在学中よりミニマル・ミュージックに興味を持ち、現代音楽の作曲家として出発。1981年「MKWAJU」を発表、翌1982年にファーストアルバム「INFORMATION」を発表し、ソロアーティストとして活動を開始。1984年の映画『風の谷のナウシカ』以降、宮崎駿監督作品の音楽を担当するほか、『HANA-BI』『おくりびと』『悪人』『かぐや姫の物語』『家族はつらいよ』シリーズ『海獣の子供』など、話題作の映画音楽を多数手掛け、日本アカデミー賞最優秀音楽賞、2009年紫綬褒章を受章するなど数々の賞を受賞。演奏活動においては、2004年、「新日本フィル・ワールド・ドリーム・オーケストラ(W.D.O.)」の音楽監督に就任。毎年海外公演を含むツアーを実施している。また2017年から「Joe Hisaishi Symphonic Concert: Music from the Studio Ghibli Films of Hayao Miyazaki」の世界ツアーをスタートし、パリ、メルボルン、ロサンゼルス、ニューヨークなどで開催し、大成功を収めている。近年は、ホルン協奏曲「The Border」をはじめ「TRI-AD for Large Orchestra」「THE EAST LAND SYMPHONY」「ad Universum」などの作品づくりにも意欲的だ。また国内のみならず、香港フィルハーモニー管弦楽団、台湾国家交響楽団、ロンドン交響楽団、メルボルン交響楽団、アメリカ交響楽団など海外の一流オーケストラを指揮。2014年より、久石譲プロデュースによる世界の最先端の”現代の音楽”を紹介するコンサート・シリーズ「MUSIC FUTURE」を始動。2018年の「Vol.5」では、作曲家デヴィット・ラング氏との競演が実現。東京公演のみならず、カーネギー・ザンケルホールでのニューヨーク公演はスタンディングオベーションで大きな話題をよんだ。さらに2019年7月には、新たなプロジェクトとして「フューチャー・オーケストラ・クラシックス(FOC)」をスタートさせ、「久石譲 ベートーヴェン:交響曲全集」をリリースし、2019年度第57回レコード・アカデミー賞特別部門特別賞を受賞。2020年からはブラームス全曲演奏が予定されている。作曲家として”現代(いま)の音楽”を伝える活動も精力的に行っている。
オフィシャルサイト http://www.joehisaishi.com/
2019年に久石譲の呼び掛けのもと新たな名称で再スタートを切ったオーケストラ。2016年から長野市芸術館を本拠地として活動していた元ナガノ・チェンバー・オーケストラ(NCO)を母体とし、国内外で活躍する若手トップクラスの演奏家たちが集結。作曲家・久石譲ならではの視点で分析したリズムを重視した演奏は、推進力と活力に溢れ、革新的なアプローチでクラシック音楽を現代に蘇らせる。久石作品を含む「現代の音楽」を織り交ぜたプログラムが好評を博している。2016年から3年をかけ、ベートーヴェンの交響曲全曲演奏に取り組む。2019年7月発売した『ベートーヴェン:交響曲全集』が第57回レコード・アカデミー賞特別部門特別賞を受賞。日本から世界へ発信するオーケストラとしての展開を目指している。