久石譲
滑川真希&デニス・ラッセル・デイヴィス
Future Band
コンサートマスター:西江辰郎
ジョン・アダムズ:Son of Chamber Symphony
フィリップ・グラス/久石譲:Les Enfants Terribles―恐るべき子供たち(世界初演)
フィリップ・グラス:Piano Sonata (日本初演)
久石譲:Variation 57 for Two Pianos and Chamber Orchestra(世界初演)
※演奏曲目は変更になることがあります。
2019年10月25日(金) 紀尾井ホール 19:00開演
※18時30分~19時の間にYoung Composer’s Competitionの受賞曲の講評と演奏を予定
全席指定 : 6,900円(税込)
※未就学児入場不可
※10月1日以降お申込み分は税率調整のため7,028円(税込)となります。
4/27(土)10時~
4/19(金)12:00 ~ 4/21(日)23:59
※受付は終了致しました。
4/3(水)10:00 ~ 4/14(日)23:59
※受付は終了致しました。
4/1(月)10:00 ~ 4/7(日)23:59
※受付は終了致しました。
企画:ワンダーシティ
主催:日本テレビ / 読売新聞社 / イープラス / ローソンチケット / 第一通信社
制作:プロマックス
問い合わせ:サンライズプロモーション東京 0570-00-3337 (オペレーション受付 平日:12:00~18:00)
国立音楽大学在学中より、ミニマル・ミュージックに興味を持ち、現代音楽作曲家として活動を開始した久石譲は、1984年公開の『風の谷のナウシカ』以後、これまで30年以上にわたり数多くの映像音楽を手がけてきました。その間も、自身のルーツであるミニマル・ミュージックの作曲を続けてきたことは、多くのファンの知るところです。近年は指揮者としても活動をする久石が、現代の優れた音楽を紹介すべく、2014年に立ち上げたコンサート・シリーズが“MUSIC FUTURE”です。ミニマリストならではの視点で最先端の音楽をセレクトし、欧米で高い評価を受けながらも日本では演奏機会の少ない作曲家を紹介していくという、他に類を見ない斬新なプロジェクトとしてスタートしました。 2014年「Vol.1」では、久石のミニマル作品の新作2曲に加え、久石が強いシンパシーを感じている「ホーリー・ミニマリズム(聖なるミニマリズム)」の作曲家アルヴォ・ペルトとヘンリク・グレツキの作品、そして若い世代を中心に近年注目を集めているジャンル「ポストクラシカル」の注目作曲家ニコ・ミューリーの作品を演奏しました。続く2015年の「Vol.2」では、スティーヴ・ライヒの「エイト・ラインズ」や15の楽器を用いたジョン・アダムズの「室内交響曲」、そして久石譲による単旋律をコンセプトにした「Single Track Music 1 for 4 Saxophones & Percussion」や6弦のエレクトリック・ヴァイオリンのために書き下ろした「室内交響曲」を披露しました。2016年の「Vol.3」では、ピューリッツァー賞(音楽部門)受賞により今最も世界が注目している作曲家のデヴィット・ラングの楽曲や、アルノルト・シェーンベルクの「室内交響曲第1番」などを演奏し話題となりました。2017年の「Vol.4」ではガブリエル・プロコフィエフの「弦楽四重奏曲第2番」、久石譲の書き下ろしでバンドネオン奏者の三浦一馬が演奏する「室内交響曲第2番《The Black Fireworks》」をはじめとする意欲的なプログラムで“明日のため届けたい音楽”を探りました。そして昨年「Vol.5」では、ソリストにマヤ・バイザー(チェロ)とモーリー・ネッター(ソプラノ)を迎え、東京公演だけでなくニューヨークにも進出。久石譲と親交のあるデヴィット・ラングとの夢の競演で、書き下ろし曲を含めた先鋭的な楽曲を披露し熱狂を持って受け入れられました。 今年も“MUSIC FUTURE”をお聴き逃しなく。
国立音楽大学在学中よりミニマル・ミュージックに興味を持ち、現代音楽の作曲家として出発。1981年「MKWAJU」を発表、翌1982年にファーストアルバム「INFORMATION」を発表し、ソロアーティストとして活動を開始。以後、「ミニマリズム」シリーズなど数々のソロアルバムを生み出し、ジャンルにとらわれない独自のスタイルを確立する。 1984年の映画『風の谷のナウシカ』以降、『風立ちぬ』まで宮崎駿監督作品の音楽を担当するほか、『HANA-BI』『おくりびと』『悪人』『かぐや姫の物語』『家族はつらいよ』シリーズなど、話題作の映画音楽を多数手掛ける。これまでに数度にわたる日本アカデミー賞最優秀音楽賞をはじめ、紫綬褒章受章など国内外の多くの賞を受賞。 演奏活動においては、ソロピアノやオーケストラなど様々なスタイルを披露。2004年、新日本フィルハーモニー交響楽団と「新日本フィル・ワールド・ドリーム・オーケストラ」を結成し、音楽監督に就任。毎年多彩な内容のプログラムで全国ツアーや海外公演を実施。2017年から宮崎駿監督作品のフィルムコンサートの世界ツアーを行い、これまでパリ、メルボルン、ロサンゼルス、ニューヨークなどで開催し、大成功を収めている。また2014年から、久石譲プロデュースによるミニマル・ミュージックからポストクラシカルといった最先端の”現代の音楽”を紹介するコンサート・シリーズ「MUSIC FUTURE」を始動。昨年「Vol.5」では、東京公演だけでなく、カーネギー・ザンケルホールにおいてニューヨーク公演開催を果たした。近年はクラシックの指揮活動をはじめ、「TRI-AD for Large Orchestra」「THE EAST LAND SYMPHONY」「ASIAN SYMPHONY」などの作品づくりにも意欲的に取り組み、活動の場は多岐にわたる。また、本年7月にフューチャー・オーケストラ・クラシックス(FOC)の活動をスタートさせるなど、作曲家として”現代(いま)の音楽”を伝える活動を精力的に行っている。
オフィシャルサイト http://www.joehisaishi.com/
滑川真希とデニス・ラッセル・デイヴィスは、オーストリアのリンツで開催されたアルス・エレクトロニカ・フェスティバルでの高い評価を受け、ピアノデュオとして活動を決意。以来、ヨーロッパと北米を中心に、ルール・ピアノ・フェスティバル、ラインガウ音楽祭、リンカーンセンター・フェスティバルなどに参加、2018年には芸術の多目的祭典であるアブダビフェスティバルでもすぐれたパフォーマンスで成功した。
デュオのために書かれた主な作品にはフィリップ・グラスの「Four Movements for Two Pianos」やチェン・イーの「China West Suite」などがある。
2005年、ドイツの「科学と芸術の国際メディア賞」において、スティーヴ・ライヒの「Piano Phase」やフィリップ・グラスの2作品「Les Enfants Terribles」「Visuals」を収録したデュオのDVDがノミネートされた。
アレクサンダー・ツェムリンスキーによる4手のためのアレンジが施されたモーツァルトの「Magic Flute」の演奏は、CDをはじめ、各国で大成功を収めた。