※ご来場の皆様へお願い※
新型コロナウイルス感染拡大防止の取り組みとして、ご来場者情報のご提供をお願いしております。
お持ちのチケット裏面の半券部分に、ご来場者の情報(お名前、電話番号)を予めご記入いただき当日ご入場いただく際にお渡しください。
いただいた個人情報は、感染の疑いがある方が発生した場合など、保健所等公的機関の要請により、提供させていただく場合がございます。
※感染拡大予防対策※
開催にあたっては、会場の基準を踏まえ、以下の感染拡大予防対策を講じ、ご来場の皆様の安全と安心を確保できるよう努めてまいります。ご理解とご協力をお願いいたします。
なお、対策内容については、感染状況や政府および自治体の方針によって変更となる場合もございます。新しい情報は本ホームページやコンサートの公式ツイッターで発信してまいります。
出演者・プログラムについて
プログラムを当初の予定から変更いたします。変更に伴い、来日を予定していたニコ・ミューリー(ピアノ)、ナディア・シロタ(ヴィオラ)は出演いたしません。
大変な状況が続きますが、感染拡大予防対策に努めながら、音楽の火を灯し続ける方法を模索してまいります。皆様のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
主催:日本テレビ/読売新聞社/イープラス/ローソンチケット/第一通信社
指揮:久石 譲
室内楽:Music Future Band
バンドマスター:西江辰郎
ジョン・アダムズ:Gnarly Buttons for Clarinet and Small Orchestra
久石 譲:2 Pieces 2020 for Strange Ensemble
ニコ・ミューリー:Balance Problems for Chamber Ensemble
ブライス・デスナー:Skrik Trio for Violin, Viola and Violoncello
久石 譲:Variation 14 for MFB (世界初演)
※演奏曲目は当初発表の内容から変更になりました。
今後、再度変更になる場合もございます。
全席指定 : 6,900円(税込)
※未就学児入場不可
3/21(土)12:00~
企画:ワンダーシティ
主催:日本テレビ / 読売新聞社 / イープラス / ローソンチケット / 第一通信社
制作:プロマックス
問い合わせ:サンライズプロモーション東京 0570-00-3337(オペレーション受付 平日 月~金 12:00~15:00)
久石譲は学生時代にミニマル・ミュージックに興味を持ち、現代音楽作曲家として活動を開始しました。これまで30年以上にわたり数多くの映画音楽を手がけ、近年は指揮者としても活動していますが、その間も、自身のルーツであるミニマル・ミュージックの作曲を続けてきました。
2014年、久石が現代の優れた音楽を紹介すべく立ち上げたコンサート・シリーズが“MUSIC FUTURE”です。ミニマリストならではの視点で最先端の音楽をセレクトし、欧米で高い評価を受けながらも日本では演奏機会の少ない作曲家を紹介していくという、他に類を見ない斬新なプロジェクトとして始まりました。
2014年「Vol.1」では、久石のミニマル作品の新作2曲に加え、久石が強いシンパシーを感じている「ホーリー・ミニマリズム(聖なるミニマリズム)」の作曲家アルヴォ・ペルトとヘンリク・グレツキの作品、そして若い世代を中心に近年注目を集めているジャンル「ポストクラシカル」の注目作曲家ニコ・ミューリーの作品を演奏しました。続く2015年の「Vol.2」では、スティーヴ・ライヒの「エイト・ラインズ」やジョン・アダムズの「室内交響曲」、そして久石による単旋律をコンセプトにした「Single Track Music 1 for 4 Saxophones & Percussion」や6弦のエレクトリック・ヴァイオリンのために書き下ろした「室内交響曲」を披露しました。2016年の「Vol.3」では、ピューリッツァー賞(音楽部門)受賞により世界が注目している作曲家のデヴィット・ラングの楽曲や、アルノルト・シェーンベルクの「室内交響曲第1番」を演奏し話題となりました。2017年の「Vol.4」ではガブリエル・プロコフィエフの「弦楽四重奏曲第2番」、久石の書き下ろしでバンドネオン奏者の三浦一馬が演奏する「室内交響曲第2番《The Black Fireworks》」をはじめとする意欲的なプログラムで”明日のため届けたい音楽”を探りました。2018年の「Vol.5」は、ソリストにマヤ・バイザー(チェロ)とモーリー・ネッター(ソプラノ)を迎え、久石と親交のあるデヴィット・ラングとの夢の競演で、東京だけでなくニューヨーク公演も成功させました。そして2019年の「Vol.6」は世界的に活躍するピアノ・デュオ、滑川真希とデニス・ラッセル・デイヴィスを迎え、久石による書き下ろし曲を披露したほか、フィリップ・グラス「Piano Sonata」を日本初演し、話題となりました。進化し続ける“MUSIC FUTURE”を今年もお聴き逃しなく。
国立音楽大学在学中よりミニマル・ミュージックに興味を持ち、現代音楽の作曲家として出発。1981年「MKWAJU」を発表、翌1982年にファーストアルバム「INFORMATION」を発表し、ソロアーティストとして活動を開始。1984年の映画『風の谷のナウシカ』以降、宮崎駿監督作品の音楽を担当したほか、『HANA-BI』『おくりびと』『悪人』『かぐや姫の物語』『家族はつらいよ』シリーズなど、話題作の映画音楽を多数手掛け、日本アカデミー賞最優秀音楽賞、2009年紫綬褒章を受章するなど数々の賞を受賞。
演奏活動においては、2004年、「新日本フィル・ワールド・ドリーム・オーケストラ(W.D.O.)」の音楽監督に就任。毎年海外公演を含むツアーを実施している。また2017年から「Joe Hisaishi Symphonic Concert: Music from the Studio Ghibli Films of Hayao Miyazaki」の世界ツアーをスタートし、パリ、メルボルン、ロサンゼルス、ニューヨークなどで開催し、大成功を収めている。近年は、ホルン協奏曲「The Border」をはじめ「TRI-AD for Large Orchestra」「THE EAST LAND SYMPHONY」「ad Universum」などの作品づくりにも意欲的だ。また、フィリップ・グラス、デヴィット・ラング、ミーシャ・マイスキーら世界のアーティストとのコラボレーションをはじめ、香港フィルハーモニー管弦楽団、台湾国家交響楽団、ロンドン交響楽団、メルボルン交響楽団、アメリカ交響楽団など海外の一流オーケストラを指揮。
2014年より、久石譲プロデュースによる世界の最先端の“現代の音楽”を紹介するコンサート・シリーズ「MUSIC FUTURE」を始動。2018年のVol.5では、作曲家デヴィット・ラングとの競演が実現。東京公演のみならず、カーネギー・ザンケルホールでのニューヨーク公演を成功させた。2019年には、新たなプロジェクトとしてクラシックを作曲家の視点で指揮するコンサートシリーズ「フューチャー・オーケストラ・クラシックス(FOC)」を開始。「久石譲 ベートーヴェン:交響曲全集」をリリースし、2019年度第57回レコード・アカデミー賞特別部門特別賞を受賞した。さらに、2020年9月から新日本フィルハーモニー管弦楽団のComposer in Residence and Music Partner、2021年4月から日本センチュリー交響楽団の首席客演指揮者を務めるなど、作曲家として“現代(いま)の音楽”を伝える活動も精力的に行っている。
オフィシャルサイト http://www.joehisaishi.com/