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久石譲ミュージックフューチャー

「A Rainbow in Curved Air」を聴いて、ミニマル・ミュージックを知った。
あまりのショックで数日間寝込んだ。
そして僕はミニマリストになる決心をした。
久石譲
テリー・ライリー×久石譲
世界が刮目するミニマルミュージックの頂点
“現代の音楽”ここに極まる
三浦 麻旅子 / Mariko Miura

NEWS 最新情報

  • [2023.10.24]
    ライブ配信が決定しました。
  • [2023.10.24]
    プログラムを更新しました。
  • [2023.08.23]
    第5回Young Composer’s Competitionは諸般の事情により、中止となりました。
  • [2023.04.07]
    JOE HISAISHI presents MUSIC FUTURE Vol.10 開催決定!

ARTISTS & PROGRAM 出演・曲目

― ARTISTS ―

久石譲

テリー・ライリー

サラ

Music Future Band

― PROGRAM ―

久石譲:MKWAJU for MFB

久石譲:Shaking Anxiety and Dreamy Globe for 2 Cellos

テリー・ライリー:Dr. Feelgood ~The last gasp of my dying classical career~

テリー・ライリー:Aquatic Parc Mix ~Lago Passacaglia & Danse to the End~

※曲目・曲順は変更になる可能性がありますのでご了承ください。

TICKET チケット

― SCHEDULE ―

2023年
10月31日(火) 
開演19:00(開場18:00)
11月 1日(水) 
開演19:00(開場18:00)
東京・紀尾井ホール

お問い合わせ 
サンライズプロモーション東京 0570-00-3337
(平日月~金12:00~15:00)

― TICKET ―

全席指定 7,500円(税込)

※注意事項※
チケット流通センターなどのインターネットサイト・実店舗など購入経路を問わず、本公演は営利目的で転売されたチケットではご入場できません。

※未就学児入場不可

一般発売

5月13日(土)10:00~

抽選先行受付

4月7日(金)12:00~4月16日(日)23:59

※受付は終了致しました。

4月10日(月)12:00~4月19日(水)23:59

※受付は終了致しました。

企画:ワンダーシティ
主催:日本テレビ/読売新聞社/イープラス/ローソンチケット/第一通信社
協賛:株式会社イオス コーポレーション/株式会社ワンダーシティ
運営:サンライズプロモーション東京
制作:プロマックス

第5回
Young Composer’s Competition

第5回Young Composer’s Competitionは諸般の事情により、中止となりました。
次回、開催の際にはあらためてお知らせいたします。

2022年の「第4回」についてはこちら
ご来場についてのお願い事項
  1. 発熱、風邪症状がみられる場合はご来場の自粛をお願いいたします。
  2. 入場の際、手指のアルコール消毒を実施する場合はご協力をお願いいたします。
  3. 入場時に検温(非接触型検温器)する場合はご協力をお願いいたします。計測結果によっては、ご入場をお断りすることがございます。
  4. マスクの着用については政府、自治体、会場のガイドラインを踏まえたうえでご案内いたします。
  5. 出演者への面会、花束・プレゼント等はお預かりすることができませんので予めご了承ください。

Outline

久石譲は学生時代にミニマル・ミュージックに興味を持ち、現代音楽の作曲家として活動を開始しました。これまで30年以上にわたり数多くの映画音楽を手がけ、近年は指揮者としても活動していますが、その間も、自身のルーツであるミニマル・ミュージックの作曲を続けてきました。
2014年、久石が現代の優れた音楽を紹介すべく立ち上げたコンサート・シリーズが“MUSIC FUTURE”です。ミニマリストならではの視点で最先端の音楽をセレクトし、欧米で高い評価を受けながらも日本では演奏機会の少ない作曲家を紹介しながら自身の新作を発表していくという、他に類を見ない斬新なプロジェクトとして始まりました。
「Vol.1」(2014年)では、久石のミニマル作品の新作2曲に加え、強いシンパシーを感じている「ホーリー・ミニマリズム(聖なるミニマリズム)」の作曲家アルヴォ・ペルトとヘンリク・グレツキの作品、そしてポストクラシカルで注目されている作曲家ニコ・ミューリーの作品を演奏しました。続く2015年の「Vol.2」では、スティーヴ・ライヒの「エイト・ラインズ」やジョン・アダムズの「室内交響曲」、そして久石による単旋律をコンセプトにした「Single Track Music 1 for 4 Saxophones & Percussion」、6弦のエレクトリック・ヴァイオリンのために書き下ろした「室内交響曲」を披露しました。2016年の「Vol.3」では、ピューリッツァー賞(音楽部門)受賞で世界が注目している作曲家のデヴィット・ラングの楽曲や、アルノルト・シェーンベルクの「室内交響曲第1番」を演奏し、話題となりました。2017年の「Vol.4」ではガブリエル・プロコフィエフの「弦楽四重奏曲第2番」、久石の書き下ろしでバンドネオン奏者の三浦一馬が演奏する「室内交響曲第2番《The Black Fireworks》」をはじめとする意欲的なプログラムで“明日のため届けたい音楽”を探りました。2018年の「Vol.5」は、ソリストにマヤ・バイザー(チェロ)とモーリー・ネッター(ソプラノ)を迎え、久石と親交のあるデヴィット・ラングとの夢の競演で、東京だけでなくニューヨーク公演も成功させました。そして2019年の「Vol.6」は世界的に活躍するピアノ・デュオ、滑川真希とデニス・ラッセル・デイヴィスを迎え、久石による書き下ろし曲を披露したほか、フィリップ・グラス「Piano Sonata」を日本初演。2020年の「Vol.7」はコロナ禍の中、来日が叶わなかったニコ・ミューリーの楽曲を披露し、シリーズ初のライブ配信も実施しました。2021年の「Vol.8」はブライス・デスナー、レポ・スメラなど“現代の音楽”を堪能する極上のプログラムを展開し、注目を集めました。2022年の「Vol.9」ではニコ・ミューリーが待望の来日。久石がヴィオラ奏者ナディア・シロタのためにヴィオラ協奏曲「Viola Saga」を、ニコ・ミューリーは本コンサートのために委嘱された「Roots, Pulses」をそれぞれ世界初演し、ニューヨーク公演も行いました。そして10年目となる2023年の「Vol.10」では、久石が憧れ続けているテリー・ライリーがついに登場。進化し続ける“MUSIC FUTURE”をお聴き逃しなく。

Profile

久石譲

久石譲 国立音楽大学在学中よりミニマル・ミュージックに興味を持ち、現代音楽の作曲家として出発。1981年「MKWAJU」を発表、翌1982年にファーストアルバム「INFORMATION」を発表し、ソロアーティストとして活動を開始。以後、「Minima_Rhythm」シリーズ(2009, 2015, 2017)、「Melodyphony」(2010)、「Dream Songs: The Essential Joe Hisaishi」(2020/Decca Gold)の全世界同時リリース、「Symphonic Suite “Kiki’s Delivery Service”」(2020)などのアルバムを多数生み出し、ジャンルにとらわれない独自のスタイルを確立する。
1984年の映画『風の谷のナウシカ』以降、『風立ちぬ』(2013)まで宮﨑駿監督作品の音楽を担当する。このほか、『HANA-Bl』 (1998/北野武)、『おくりびと』(2008/滝田洋二郎)、『悪人』(2010/李相日)、『かぐや姫の物語』(2013/高畑勲)、『家族はつらいよ』シリーズ(2016, 2017, 2018/山田洋次)、『海獣の子供』(2019/渡辺歩)など、話題作の映画音楽を多数手掛ける。国内では、これまでに数度にわたる日本アカデミー賞最優秀音楽賞をはじめ、2009年紫綬褒章を受章するなど数々の賞を受賞。海外においても『千と千尋の神隠し』でのアニー賞音楽賞のほか、韓国映画『トンマッコルヘようこそ』、中国映画『おばさんのポストモダン生活』、『Our Time Will Come』などで各国の最優秀音楽賞を受賞している。
演奏活動においても、ソロピアノやオーケストラなどさまざまなスタイルを披露。2004年7月、新日本フィルハーモニー交響楽団と「新日本フィル・ワールド・ドリーム・オーケストラ(W.D.O.)」を結成し、音楽監督に就任。多彩な内容のプログラムで全国ツアーを実施している。また、クラシックの指揮者としても活躍の場を広げ、国内の演奏会のみならず、香港フィルハーモニー管弦楽団、台湾国家交響楽団、ロンドン交響楽団、メルボルン交響楽団、アメリカ交響楽団、シンガポール交響楽団など世界の主要オーケストラと世界各地でコンサートを開催。2017年から「Joe Hisaishi Symphonic Concert: Music from the Studio Ghibli Films of Hayao Miyazaki」の世界ツアーをスタートし、これまでパリ、メルボルン、ロサンゼルス、ニューヨーク、プラハなどで開催し、大成功を収めている。
近年は、「コントラバス協奏曲」「THE EAST LAND SYMPHONY」「The Border Concerto for 3 Horns and Orchestra」などの作品づくりにも意欲的に書き下ろしている。また2014年より、久石譲プロデュースによるミニマル・ミュージックからポストクラシカルといった世界の最先端の“現代の音楽"を紹介するコンサート・シリーズ「MUSIC FUTURE」を始動。2018年の「Vol.5」では、米国の作曲家デヴィット・ラング氏と競演し、東京公演のみならず、カーネギー・ザンケルホールでのニューヨーク公演はスタンディングオベーションで大きな話題をよんだ。さらに2019年7月には、新たなプロジェクトとして「フューチャー・オーケストラ・クラシックス (FOC)」をスタートさせた。2019年には待望の「久石譲:ベートーヴェン交響曲全集」をリリースし、第57回レコード・アカデミー賞特別部門特別賞を受賞。2019年からブラームス交響曲全曲演奏に取り組み、2022年7月に「FOC Vol.5」で完結。
2020年9月から新日本フィルハーモニー交響楽団Music Partnerに、また2021年4月から日本センチュリー交響楽団主席客演指揮者に就任し、作曲家として“現代(いま)の音楽"を伝える活動も精力的に行っている。国立音楽大学招聘教授。

オフィシャルサイト https://www.joehisaishi.com/

テリー・ライリー
Terry Riley

テリー・ライリー 1935年、米国カリフォルニア生まれ。反復する音型から作られる「ミニマル・ミュージック」の第一人者。そのスタイルは代表曲「in C」(1964年)で確立され、「ミニマル・ミュージックの父」として世界的に認知されているが、彼の本質は「サイケデリック」である。カリフォルニア大学バークレー校在籍時に北インドの古典音楽歌手、パンディット・プラン・ナートに師事したことで、インド音楽を興味を持ち、民族音楽とも積極的に向き合あってきた。「You’re No Good」(67年)における大胆なカットアップは、今日のループ/サンプリング的発想の原点となったほか「A Rainbow in Curved Air」(69年)は、ザ・フーの代表曲「Baba O’Riley」をインスパイアした。1960年代の徹夜コンサート「All-Night Concert」では、夜通しで即興演奏を披露。新しいコンサートの形はレイヴ・パーティーの原型になった。久石譲をはじめ、多くの作品は様々なアーティストに影響を与えている。現在は山梨県在住。

オフィシャルサイト http://www.terryriley.net/

サラ
SARA

サラ 1989年5月19日生。山梨県北杜市出身。
2017年のテリー・ライリー来日公演(フアナ・モリーナ、ジェフ・ミルズと競演など)のスタッフだったことをきっかけに知遇を得る。
2019年7月よりテリー・ライリー氏の正式な門弟としてインド古典声楽(ラーガ)を師事。同年の欧州ツアーにも随行。約600年の歴史があるカラナ流派日本人唯一の継承者となる。